DeNA 球団初4月内借金16&12球団最速20敗 三浦監督「厳しい数字」
「広島10-1DeNA」(27日、マツダスタジアム)
DeNAは広島に完敗して今季3度目の3連敗、両リーグ最速で20敗目を喫した。4月内で借金が16に膨らんだのは球団ワースト。三浦監督は「数字として、結果として出ている。厳しい数字だが、目の前の試合に向かってやっていくしかないです」と声を振り絞った。
9連戦の初戦を託された大貫が、赤ヘル打線につかまった。一回、二回と走者を出しながらも、無得点で切り抜けた右腕だが、三回に容赦なく打ちのめされた。
先頭・羽月、鈴木誠に連打を許すと、1死後、坂倉に先制適時打を浴び、続く安部に犠飛を献上。さらに下位打線のクロン、小園、森下に3連打されると、トドメは羽月に走者一掃の適時三塁打を許し、重すぎる7失点となった。
三浦監督もたまらず投手交代を告げた。指揮官は三回持たずマウンドを降りた右腕に「先発投手として三回なので乗り越えてもらわないと。2アウトからですし。他にやれたことはあるんじゃないかなと感じている」と厳しい言葉を並べた。
23日の阪神戦(甲子園)で連敗を10(2分けを挟む)で止めたが、またも黒星を重ねた。試合終了後のナインのうつむく姿は誰も望んでいない。一つずつ勝ちを積み重ねるしかない。



