DeNA悲劇 球団初の4月借金16 三浦監督「厳しい数字だが…」

3回、7失点の先発・大貫の交代を告げてベンチに戻る三浦監督(撮影・立川洋一郎)
 3回、交代を告げられ木塚コーチ(右)にボールを手渡す大貫(撮影・立川洋一郎)
9回、牧(左手前)の見逃し三振で試合終了、広島に大差で敗れさえない表情のDeNA・三浦監督(右から2人目)=マツダ
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 「広島10-1DeNA」(27日、マツダスタジアム)

 DeNAが広島に敗れ、3連敗となった。28試合を終え、20敗目を喫し、球団史上初の4月内での借金16と不名誉な記録が生まれた。DeNA・三浦大輔監督(47)は「数字として、結果として出ていて、厳しい数字だが目の前の試合に向かっていきやっていかないといけない」と声を振り絞った。

 重すぎた7点だった。先発の大貫が三回赤ヘル打線につかまった。先頭の羽月、鈴木誠に連打を浴び、西川を打ち取るも1死一、二塁で坂倉に先制適時打。続く安部に犠飛を浴びると、クロン、小園、森下と3連打。森下には1打席目にも安打を浴び、2打席目はタイムリーとなり、ピッチングにも勢いをつけさせてしまった。菊池涼を四球で歩かせ、2死満塁で羽月に走者一掃の適時三塁打。

 三浦監督はここでしびれを切らし、大貫から国吉に交代した。指揮官は大貫に対し、「先発投手として三回なので乗り越えてもらわないといけない」と厳しい言葉を発した。ベンチでぼう然とした大貫は「早いイニングで降板する投球となりチームに申し訳ないです」と言葉少なだった。

 1イニング7失点は今季最多失点。チームとして二桁失点は4度目、二桁被安打は10度目と投手陣の安定感に欠けている。この日は打線も佐野のソロ1本、3安打と寂しい結果に…。

 9連戦の初戦で三浦監督も試合前に「初戦、大貫でなんとか勝ちを取りたい」と話していたが、大誤算のスタートとなった。

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