前橋育英がコールド負け 夏は7年ぶりのノーシードに 春季高校野球群馬大会
「春季高校野球群馬大会・3回戦、県太田10-3前橋育英」(21日、上毛新聞敷島球場)
前橋育英が七回コールドで敗れ、8強入りを逃した。今夏の群馬大会では高橋光成(現西武)を擁した2014年以来、7年ぶりのノーシードからの戦いとなる。
投手陣が13四死球を与え、四回には一挙7失点を喫した。記録に残らない拙守も出るなど悪循環が止まらず。荒井直樹監督は「コントロールはみんないい方なんですけど、自滅というか…。難しいですね」と声を絞り出した。
打線も初回に1点を先制して以降、走者を出しながら効果的に加点できなかった。プロ注目で主将の皆川岳飛(がくと)外野手(3年)は左脇腹痛の影響で欠場。「負けた悔しさは絶対、夏に晴らさないといけない」と前を向いた。