高知決勝は激闘の末に明徳義塾が優勝 剛腕・森木をタイブレークで破る

延長13回、犠飛でクロスプレーの末に生還する三走・西岡
7回途中から登板した高知・森木
先発した明徳義塾・吉村
3枚

 「春季高校野球高知大会・チャレンジマッチ、明徳義塾2-1高知」(11日、春野球場)

 センバツに出場した明徳義塾が、高知の最速152キロ右腕・森木大智投手(3年)を、延長13回タイブレークの末に破り、県1位での四国大会進出を決めた。

 この日の試合は、エース左腕・代木大和投手(3年)を温存。公式戦初登板の吉村優聖歩投手(2年)が9回2/3を9三振1失点の好投を見せれば、延長十回途中から引き継いだ矢野勢也投手(2年)も3回1/3を無失点。タイブレークに突入した十三回も一死満塁のピンチで、高知の4番、5番を抑えて見せた。馬淵史郎監督(65)も「下級生の投手が良く投げてくれたことが収穫」と、2投手に合格点を与えた。

 一方、森木は1点のリード追いつかれた直後、七回2死二塁でマウンドへ。投球練習の初球で147キロ、2球目で148キロを計測すると、球場はどよめきに包まれた。八回には151キロを記録し、延長に入っても危なげない投球を見せていたが、十三回に犠飛で失点して敗戦。「チーム力、組織としての強さを感じた。いいところは見習っていきたい」と言葉を絞り出した。両校が出場する春季四国大会は24日から香川県で開幕する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス