ソフトバンク・高橋礼 また制球難8四死球 6回5失点で降板「前回と同じ失敗を…」

 「ソフトバンク-西武」(3日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクのサブマリン右腕、高橋礼投手が今季2度目の先発。しかし、またしても制球難を露呈した。

 前回登板の9四死球に続き、この日は8四死球と相変わらずの乱調。地元ファンが詰めかけたスタンドにしらけムードが漂った。

 一回表から2四球と安打で1死満塁のピンチを背負うと、5番・外崎に押し出し死球を与えて先制点を献上した。前回登板のロッテ戦でも初回に押し出し四球で先制を許していた。

 前回はその中でも7回途中2安打2失点と粘ったが、この日は踏ん張れなかった。初回の押し出し直後、6番・呉には2点適時打を浴びて立ち上がりに計3点を奪われた。さらに三回と五回にも四死球を出し、適時打でその走者を還された。

 6回まで投げて121球を費やし、4安打8四死球で5失点の結果。降板後には「前回の登板と同じ失敗をしてしまった。ストライクを取ることに苦労し、バッターと勝負することができなかった。野手の方にも、中継ぎの方にも本当に申し訳ない。もう一度自分の投球を見つめ直します」と広報を通じてコメントを出し、反省の言葉を並べるしかなかった。

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