中日 終盤の強さ見せた!木下拓、同点2点二塁打 大島V打で逆転勝利
「阪神3-6中日」(2日、京セラドーム大阪)
終盤の強さを見せた。中日は八回に木下拓哉捕手の2点二塁打で追い付き、大島が勝ち越し適時打。開幕戦と同じ、八回の逆転劇だった。二回は失策が絡み、3失点など敗戦ムードが漂っていた。
そんな雰囲気を打ち払ったのが八回1死二、三塁からの木下拓のバットだった。加治屋のフォークを左中間へ運び「早めに追い込まれたし、かじりついてでも」と振り返った。
4打席凡退しながら意地の勝ち越し打を放った大島は「ここで何とか追い越さないとと思って入った。いい場面で回してもらえた」と感謝。与田監督も「ストライクとボールの見極めも集中していた。相手バッテリーにプレッシャーをかけられた」と納得の表情だった。今季の中日は終盤勝負に強いことを印象付ける1勝になった。