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阪神・藤浪 福留斬り!恩返し158キロ 白星お預けも復活へ気迫の6回1失点

 5回、平田を三振に仕留め雄叫びを上げる藤浪
 6回、中日・福留(9)と“対決”する藤浪
 先発し力投する藤浪
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 「阪神3-6中日」(2日、京セラドーム大阪)

 ホーム開幕戦の阪神は継投が乱れて逆転負けを喫し、4位に転落した。悔やまれる敗戦にも、先発した藤浪晋太郎投手(26)は、6回1失点で勝利投手の権利を手にして降板する粘りを見せた。福留に対しては158キロ直球で見逃し三振に封じるなど、今後の投球にも期待を抱かせる内容だった。次こそ藤浪に今季初勝利をー。

 こん身の一球に福留のバットはピクリとも動かない。2点リードの六回2死一塁。藤浪はカウント2-2と追い込むと、最後は内角低めへ今季最速158キロをズドン。結果は圧巻の見逃し三振。2人の初対決にボルテージは最高潮に達した。

 「やっぱり孝介さんはいいバッターですし、結構腕を振らないと仕留められるなと思ったので。勝負に行ったのもありますし、イニング的にも勝負どころかなと思ったので」

 試合後、藤浪は冷静に振り返ったが、ドームには異様な雰囲気が漂っていた。代打・福留のコールに阪神ファンも拍手。福留は中日に復帰した際、対戦したい投手に右腕の名前を挙げた。藤浪も「勝負どころでまわってくると嫌なバッター。しっかり抑えられるようにと思ってます」と警戒していただけに、今後も2人の対決はヒートアップしそうだ。

 開幕戦に続いて白星はお預けとなったが、手応えが深まる99球に違いない。二回、ボークで先制点を献上後はリズム良く投げ、修正能力も発揮した。五回はセットポジションに変更。今季から再挑戦中のワインドアップよりも「タイミングが合ってると思った」。今季は投球フォームに迷いがないからこそ、気持ちにも余裕が生まれている。

 かつての荒々しさもよみがえってきた。2イニング連続で2死満塁のピンチを招いた五回は、内角に食い込むような速球で平田を空振り三振。右拳を握り、雄叫びを挙げた。

 「ああいう厳しいところを粘ってこそだと思うので。しっかり抑えられたことは良かったと思います」

 八回、リリーフが逆転を許しても、藤浪は手をたたいて、ベンチに迎え入れた。6回7安打1失点。矢野監督は「粘り切れたというのは大きかったと思う。だからこそ勝たせてやりたかったけどね」と親心をのぞかせた。2試合連続の好投に首脳陣、ナインの信頼も高まったはずだ。次回は9日・DeNA戦(横浜)に先発予定。待望の白星から、復活へ弾みを付けたい。

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