阪神・藤浪、6回1失点の好投も…今季初勝利スルリ 矢野監督「勝たせたかった」

6回、中日・福留と“対決”する阪神・藤浪=京セラドーム(撮影・飯室逸平)
中日に敗れ、ぼう然とする阪神・藤浪晋太郎ら阪神ナイン=京セラドーム(撮影・飯室逸平)
中日に逆転負けし、ファンにあいさつして引き揚げる阪神・矢野監督=京セラドーム大阪(撮影・田中太一)
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 「阪神3-6中日」(2日、京セラドーム大阪)

 阪神の先発・藤浪は6回を投げ、7安打1失点と粘投。救援陣が崩れて今季初勝利を逃し、矢野監督は「ピンチもあったけど、粘り切れたのは大きかったと思う。だからこそ、勝たしてやりたかったけどね」と言葉を振り絞った。

 二回に5年ぶりのボークで先取点を奪われたが、その後は走者を背負っても得点は与えなかった。四、五回と満塁のピンチを迎えたが、いずれも無失点で切り抜けた。六回には昨季までの同僚・福留と初対決の場面があり、内角158キロ直球で見逃し三振に斬った。

 2四球6奪三振、99球の熱投。藤浪は「(福留)孝介さんはいいバッターですし、決め打ちされるとちょっとあれだなと思ったので。結構腕を振らないと仕留められないなと思ったので、勝負にいったところもありますし。イニング的にも勝負どころかなと思ったので、腕を振りました」と福留との初対決を振り返った。

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