元巨人・宮国「打倒ジャイアンツ」 DeNAと育成契約、先発として調整
DeNAは15日、巨人から戦力外となっていた宮国椋丞投手(28)と育成契約を結ぶことを発表した。背番号は「106」。横浜市内の球団事務所で行われた入団会見で、宮国は古巣に対して闘志を燃やした。
「ここからはい上がる気持ち。(巨人は)リーグ優勝、連覇していますので、僕の中でも打倒・ジャイアンツでやっていきたいです」
巨人から戦力外となり、昨年12月には12球団合同トライアウトを受けたものの声はかからず、不安な気持ちの日々を送った。その中で地道にトレーニングを重ね、3月にはDeNAの球団施設で、関係者が見守る中ピッチング。それだけに育成契約の話をもらった時のことを「うれしかった。これまでにない感情があった」と振り返った。
16日から2軍の練習に合流し、先発として調整する。13年には巨人で開幕投手を務めた男が、打倒・巨人の思いと共にまずは支配下登録を目指していく。