前阪神監督でデイリースポーツ評論家の金本知憲氏（５２）が、毎日放送で１４日の１５時から放送される「せやねん！スポーツ番外編みんなの甲子園ＳＰ」の企画で、高校生の初指導に挑戦した。１９日開幕のセンバツに向けた番組で「高校生の体の強さとか、僕らの時より相当レベルが高いんだなと思いました」と初指導を振り返った。

　金本氏は昨年に学生野球資格を回復した中、今回は智弁学園を訪問。まずはブルペンで投手の軸となる西村王雅投手と小畠一心投手の投球を視察し「打てないでしょ、これ。高校生は」と驚いた。

　その後は前川右京外野手と主将の山下陽輔内野手の主軸２人の打撃をチェック。両選手に「聞いてみたいことある？」と尋ね、質問に応じる形でアドバイスを送ると、２人の打球の飛距離が一気に伸び「飛んだね」と喜ぶ場面もあった。

　智弁学園は１回戦で大阪桐蔭と対戦。今回指導した縁もあり「打ってくれたらうれしいしいいプレーを見せてください」とセンバツでの優勝に期待した。