巨人・原監督 キャンプ総括「90点」ダイヤの原石ドラ5秋広を沖縄1軍C抜てき

 ネット裏から2軍、3軍を交えてのシートノックを見る巨人・原監督
 1カ所打撃で鋭い打球を放つ巨人・秋広
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 「巨人春季キャンプ」(14日、宮崎)

 巨人は14日、宮崎での1軍キャンプを打ち上げ、原辰徳監督(62)が総括した。「僕の中で90点は、あげてもいい。(残りの10点は)まだまだ伸びしろを残しておいていい」と高得点をつけた。

 若手主体のキャンプでダイヤの原石を“発掘”した。ドラフト5位・秋広(二松学舎大付)だ。宮崎で2軍から1軍に昇格した若武者を、沖縄での1軍2次キャンプに抜てきすることを決断。「原石ではありますけど非常に可能性を感じる選手」と目を細める。

 無限の潜在能力を秘めた身長2メートルの秋広。紅白戦2試合で7打数5安打と猛アピールした。この日のシート打撃では初めて1軍の投手と対戦。畠が初球に投じた146キロ直球を中前に運ぶなど4打数1安打。本人は「まだプロのレベルに達してない」とレベルアップを誓う。

 16日からの沖縄1軍キャンプは主力がそろう。指揮官は「1軍というのは年齢は関係ない。そこは弱肉強食。その中で戦う。その戦いぶりを、しっかりと見て育てていく」と一点をジッと見つめて語った。

 今後、選手に激しい競争を求めて3連覇に向けたチームを作り上げる。18歳の高卒新人も例外ではない。厳しい目で順応力をチェックし今季、1軍の戦力になるかを見極める。

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