楽天の鈴木大地内野手（３１）が２６日、都内での自主トレ後にリモート取材に応じた。移籍２年目の今季にかける決意を語り、目標には自身７度目となるシーズン全試合出場を掲げた。

　昨オフにロッテからＦＡで加入。「常に不安の中でやらせてもらって、それをなんとか打破しようともがいた１年だった。それがすごく良い方向に向かったのかなと思います」。ＦＡ加入による期待に応えられるかという「不安」が原動力。コロナ禍による活動休止などの困難も乗り越えて、昨季はキャリアハイの打率・２９５、ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。

　その上で今オフも年明けから高知で自主トレを開始。１月中旬からは宮古島に移動して、後輩の渡辺佳ら、若手選手と汗を流してきた。今季は移籍２年目でプロ１０年目のシーズン。「全試合出れるように、グラウンドにどんなときでも立ち続けたいなって思いはある」と決意を語った。