ヤンキースからＦＡになっている田中将大投手が１日、ニッポン放送の特別番組「田中将大のオールナイトニッポンＮＹ」でパーソナリティーを務めた。

　ゲストのタレント・中居正広とトークを繰り広げ、２０２１年の誓いについて語った。中居に「メジャー８年目、数字的な目標は」と水を向けられたが、田中は「メジャーで野球やってるかどうか分からないですよ」と交わした。

　中居は「含みを持たせたな。今の本当にダメよ。でも０ではないってことだよね？」と改めて今後について質問をかぶせ「１２球団？」と日本球界復帰の可能性を問うた。田中は「お話をいただいてオファーがないとプレーできないので」と謙虚な姿勢で答えるにとどめた。

　中居が「楽天からでしょ」と、日本で所属したチームからオファーの可能性を探ると、田中は「もちろんそこは」と古巣への敬意を示し「イーグルスのことはアメリカに行ってからも気になる」と話した。

　中居が「楽天の可能性もある？今の段階では」と話を引き出そうとすると、田中は「どういう選択をするか自分の中でも分からないですけど」。さらに「巨人も？」との質問にも「巨人も、お話があったら考える方向になると思いますけど」と答えた。その上で「イーグルスというのは自分の中ではありますけど」と楽天への愛着を示した。

　中居は「楽天で１年４０００万でって言われたらどうします？」と冗談めかして質問。田中は「それでやるしかないですから。…多分、ケタ数えるでしょうね。１個、ケタ間違えてないですか？って」と笑いながら答えた。

　最後に中居が「メジャーでもワールドシリーズを目標に持っておきたいですね」と振ると、田中は「ワールドシリーズに出ることもできていないし、チャンピオンリング取ることもできてない。紙一重ですが、どこかかみ合えば。勢いに乗ったチームが強いと思います」と世界一への執着ものぞかせた。