DeNA10大ニュース 監督交代、大ブレークのあの選手が上位に

 デイリースポーツの各球団担当記者が独断で選んだ10大ニュース。今回はセ・リーグ4位となり、ラミレス監督のラストイヤーとなったDeNA編。

 ◆10位 “オープナー”パットンが大炎上

 カード2連敗で迎えた9月3日・巨人戦(東京ドーム)。ラミレス監督は2週間前から温めていた秘策として中継ぎのパットンを先発に起用するも、右腕は2回途中9失点と大炎上した。逆転優勝へ希望をつなぐ重要な一戦だっただけに、スタンドからは「ラミレス!なにやってんだよ!」と厳しい声が飛んだ。

 ◆9位 今永、東が手術

 先発投手の柱として期待されていた今永は10月に左肩クリーニング手術、東は開幕前の2月に左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。チームにとって大きな痛手だったことは確かだが、ともにベストな状態で復帰するため懸命のリハビリに取り組んでいる。

 ◆8位 仁志敏久氏が2軍監督就任

 球団OBの仁志敏久氏が来季の2軍監督に就任した。11月のみやざきフェニックス・リーグではベンチ入りした。チームは次世代を担う内野手の育成が急務で、独自の野球理論を持つ仁志氏の指導で森、田部らの成長が期待される。

 ◆7位 梶谷が佐伯超えの月間42安打

 梶谷隆幸外野手が9月30日・ヤクルト戦(横浜)の六回に適時二塁打を放ち、これが9月42本目の安打。パチョレック、佐伯の持つ球団月間安打記録を更新した。佐伯氏は尊敬する先輩だけに梶谷は「1か月だけではありますが、偉大な先輩の記録を超えることができて感無量です」と喜びもひとしおだった。

 ◆6位 不動のクローザーだった山崎が不振でプロ初の2軍降格 代役に三嶋

 入団以来、守護神として君臨していた山崎康晃投手が不振に苦しんだ。7月後半には中継ぎに配置転換され、10月に2軍降格。不振での2軍落ちはプロ入り初めてのことだった。チームに不可欠な存在だけに来季復調が待ち望まれる。一方、シーズン中盤から代役を務めた三嶋一輝は18セーブ、防御率2・45と活躍し、存在感を発揮した。

 ◆5位 ロペスが日米通算2000安打達成&退団

 ホセ・ロペス内野手が10月24日・広島戦(横浜)で日米通算2000安打を達成。開幕から不振で2軍降格も経験した中、苦しみながらも偉業を成し遂げた。優良助っ人として6年間活躍。年齢など総合的な判断で今季限りでの退団が決定した。

 ◆4位 ラミレス監督が退任

 2016年から5年間指揮したアレックス・ラミレス監督が今季限りで退任。2019年には2位で球団史上初めてCS本拠地開催を実現させるなどチームを押し上げたが、優勝には届かなかった。それでも「自分が信じたやり方を貫き、後悔は一切ない」とすがすがしい表情でユニホームを脱いだ。

 ◆3位 井納、梶谷がFAで巨人に移籍

 先発、リリーフとしてチームを支えてきた井納翔一投手、リードオフマンの梶谷隆幸外野手が、ともにFA権を行使し巨人に移籍。頼れる中堅が同一リーグの前年度優勝チームに移ったことで、その穴を埋める若手の台頭に期待がかかる。

 ◆2位 佐野が初の首位打者獲得

 ラミレス監督から4番、主将に抜てきされたプロ4年目の佐野恵太内野手が打率・328で自身初の首位打者を獲得。20本塁打、69打点の好成績を残し、「来シーズンは全試合出場を目標に、チームの勝利に貢献できる打席を一つでも増やしていけるよう、これからも挑戦する気持ちを忘れず頑張ります」とさらなる高みを見据えた。

 ◆1位 三浦監督誕生

 長年、ベイスターズの顔としてファンに愛された三浦大輔氏が2軍監督から昇格する形で監督に就任。会見では「力を合わせれば大きな組織、強い組織になっていける」と“結束”をテーマに23年ぶりのリーグ優勝を目指していくと誓った。

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