東京運動記者クラブのアマチュア野球分科会は２５日、２０年の分科会賞に社会人野球のＨｏｎｄａを、同特別賞に東京六大学野球連盟をそれぞれ選出したことを発表した。

　Ｈｏｎｄａは新型コロナウイルス感染拡大の影響でアマチュア野球の公式戦が軒並み中止となる中で、唯一決勝まで行った全国大会の第９１回都市対抗野球で激戦を制して１１年ぶり３度目の優勝を飾った。

　東京六大学野球連盟は同じくコロナ禍でありながら、８月に春季リーグ戦を開催した。感染防止のため事前準備や開催期間の対策、注意を徹底し、秋季リーグ戦では限定ながら観客も入場できるように運営するなど感染者を出さずに終了。全国２６つの大学野球連盟が今秋にリーグ戦を再開する上で、方策の模範となった。