阪神ドラ1・榊原は外野守備ナンバーワン 恩師・大角監督が明かす報徳学園時代「レベルが違った」
阪神からドラフト1位指名された榊原七斗外野手(22)=明大=に、恩師から熱い太鼓判だ。藤川監督も「センターラインを任せたい」と期待をかける未来のスター候補の守備を、母校・報徳学園の大角健二監督(46)は「今まで見てきた生徒の中で外野守備に関してはナンバーワン」と大絶賛。恩師が“過去イチ”と評する守備を武器に、虎の中堅を狙う。
大角監督が見た、高校1年生の榊原の守備はレベルが違った。「守備範囲、肩と申し分ない。元々体が強く、1歩目のスタートのレベルが違った」。基本的な練習こそ指導したが、打球への準備、反応など細部に関してほとんど教えることはなかったという。
「すでに“動”から“動”の守備ができていましたし、それは動物的なものもあるんでしょうけど」と天性のセンスを認めた。同監督が「今まで見てきた生徒の中で外野守備に関してはナンバーワン」と絶賛する守備力は明大入学後も着実に向上。「高校時代は驚くほど足が速いわけではなかった。そこの能力も大学で伸びて、さらに守備に磨きがかかった印象」と、その成長を喜んだ。
榊原が狙う虎の中堅には近本が鎮座する。安打を量産する切り込み隊長は極めて高い壁であることは間違いないが、23日の指名あいさつ後に榊原は「自信のある守備と肩は負けたくないと思っています」と、ゴールデングラブ賞5回獲得の名手に挑戦状。藤川監督もプレーや普段の姿勢を見て「これはセンターラインを守っても任せきることができる。任せたいと強く思いました」と評価した。
大角監督も意見は同じだ。「間違いないです。守備だけなら今のレベルでも絶対通用する。どこの球団に行っても大丈夫」と太鼓判。「あとは経験だけ」と、今までに感じたことのないプロレベルの打球に慣れる時間は必要だが、逆に言えば、それさえ経験してしまえば問題なし。あとは名手への道を歩むだけだ。
恩師に認められ、虎の指揮官にも期待される、その守備力。虎のセンターラインに榊原あり-。そんな未来を目指し、聖地を駆けめぐる。
