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大崎、初Vでセンバツ当確 快進撃!長崎・人口5000人の島から全国へ

 「秋季高校野球九州大会・決勝、大崎5-1福岡大大濠」(長崎県営球場)

 決勝が行われ、大崎(長崎)が福岡大大濠を5-1で破り、初優勝を決めた。1年生左腕の勝本晴彦投手が今大会初先発し、本塁打の1点のみに抑えて完投。打っては11安打で5点を積み上げた。大会結果は来春の選抜高校野球大会の重要な参考資料。この優勝で人口5000人の島から初の甲子園に大きく近づいた。

 長崎県の西に浮かぶ島の県立校が大きな仕事をやってのけた。大崎が甲子園8強の実績を持つ福岡大大濠に快勝し初の九州王者に輝いた。ゲームセットの瞬間を「こんなこともあるんだなと、人ごとのように見ていました」と清水央彦監督。就任3年目で頂点に導いた指揮官は球場を出た瞬間、部員に持ち上げられて宙を舞った。

 決勝のマウンドはエース坂本安司(2年)ではなく1年生左腕に託された。初回にいきなり先制ソロを浴びたが、勝本は「まだ始まったばかりなので」と冷静だった。120キロ中盤の直球と小さく変化するカットボールを中心にゴロを打たせ、二回以降は内野安打を含めてわずか2本。九回1死からは連続三振で締めくくった。

 打線も11安打で援護。強い打球を飛ばすよりも、場面に応じて狙った所へ放つ打撃練習に変えた成果が出た。今大会は4試合中3試合で2桁安打だ。

 今大会では全て私立の強豪校をなぎ倒して頂点に立った。「秘策なんてない。ただ妥協をせずにやってきただけ」。清水監督の厳しい練習は指導陣の一人だった前々任校の清峰時代から変わらない。来春へ向け「今年は今まで以上に鍛えます」という指揮官の言葉に、選手は喜びもそこそこに顔をしかめた。苦しい冬を乗り越え、島から全国にでっかい旋風を巻き起こす。

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