楽天、CS出場可能性完全消滅 涌井6失点KO 三木監督「申し訳ない気持ち」

 「オリックス8-7楽天」(4日、京セラドーム大阪)

 楽天がオリックスに連敗を喫し、CS出場の可能性が消滅した。

 先発・涌井が二回に2点の先制を許すと、味方が逆転した直後の四回、さらに3点リードに変わった五回でともに追いつかれ、5回11安打6失点でKO。最後は同点の八回に抑えのブセニッツが2点を勝ち越されて敗戦となった。

 これで、今季11勝で史上初となる3球団での最多勝がほぼ確実となった涌井だが、シーズン最終登板を飾れず「何もないです」と淡々。ブセニッツは「大事な場面でミスしてしまい申し訳ない」と肩を落とした。

 2年連続のCS進出を逃し、三木監督は「本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」とし、シーズン負け越しが決まったことにも「現実として受け止めて、そこには理由があると思うから、しっかりと考えて進めていかないといけない」と話した。

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