ヤクルト・奥川 439日ぶり“甲子園凱旋” 3日から3連戦1軍デビュー

 ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が2日、準優勝した昨夏以来、439日ぶりとなる“甲子園凱旋”を決めた。2軍戦登板翌日のコンディションに問題はなく、正式に1軍デビューが決定。3日から甲子園遠征のチームに合流し、準備を進めていく。

 圧巻の快投で手にした切符だった。1日のイースタン・日本ハム戦で先発。「内容はまだまだ」と状態が悪い中でも、5回を無安打無失点と相手打線を封じ込め、プロ1年目での1軍昇格となった。

 燕党へのお披露目は、10日・広島戦(神宮)となる方向。登板予定がない中での遠征帯同は異例だが、小川GMも「1軍に慣れることも必要だから」と説明。戦いに敗れ、涙を流した聖地へ。一回りも、二回りも大きくなった奥川が舞い戻る。

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