NPB斉藤コミッショナー「再び巨人の黄金時代を築かんとしています」

 セ・リーグ優勝トロフィーを授与され満面の笑みの原監督(右)=代表撮影
 10回表を抑え、阪神引き分け、中日が敗戦で巨人の優勝が確定し両手を挙げて喜ぶ原監督(右)、坂本(左から3人目)=撮影・三好信也
優勝が決定しスタンドのファンに笑顔を見せる巨人・坂本勇人(中央)=東京ドーム(撮影・開出牧)
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 「巨人3-3ヤクルト」(30日、東京ドーム)

 巨人が2年連続38度目(1リーグ時代を含めて47度目)のリーグ優勝。優勝に際し、プロ野球の斉藤惇コミッショナーがコメントを発表した。

 コメントは以下の通り。

 「今シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響により開幕が遅れ、試合数も120試合に減りました。選手にとっては調整が難しいうえ、当初は無観客という経験のない環境下での試合になりましたが、読売巨人軍はそうした状況にもめげずディフェンディングチャンピオンの名に恥じない戦いぶりで、見事に連覇を果たしました。

 中でもエースの菅野智之投手は、開幕投手から13連勝と球団の連勝記録を更新するなど、まさに圧巻の投球でチームを牽引しました。また、異例のシーズンにありながら、原辰徳監督は巧みな選手起用と采配でチームをまとめあげ、シーズン途中には川上哲治氏の1066勝を超える通算監督勝利数を積み重ねました。再び巨人の黄金時代を築かんとしています。

 巨人ファンやプロ野球ファンのみならず、コロナ禍によって閉塞感を募らせた国民にも大いなる勇気を与えた優勝でした。誠におめでとうございます」

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