ヤクルト五十嵐 引退セレモニー後に伝説の右翼フェンスよじ登り

引退セレモニーでライトフェンスに登ってファンに向かってガッツポーズをする五十嵐
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 「ヤクルト1-5中日」(25日、神宮球場)

 ヤクルトの五十嵐亮太投手(41)が、引退セレモニー後のグラウンド一周で伝説の右翼フェンスよじ登りパフォーマンスを披露した。

 約7分間のあいさつを終え、高津監督や涙ぐんでいた石川を笑顔に変えると、慣れ親しんだマウンドの上で5度宙に舞った。

 その後ファンの声援に応えるため、グラウンドの一周へ。右翼フェンスにゆっくりと近づくと、勢いよくフェンスをよじ登った。ファンの声援に最後まで笑顔で答え続け、手も振った。

 これは2001年の日本一になった際に古田らが行い、さらに宮本も引退試合で披露した伝統のパフォーマンス。五十嵐は「やろうと決めていた。あそこからの景色を見たいなと」と笑顔を見せ、「もたついたら恥ずかしいので、渾身(こんしん)の力で登りました」と話した。

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