ヤクルト・奥川が5回1失点 イースタンでプロ最長&無四球
「イースタン、西武5-0ヤクルト」(24日、カーミニークフィールド)
ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が24日、イースタン・西武戦(カーミニークフィールド)に先発。プロ最長の5回を投げ、無四球の4安打1失点、4奪三振と好投するも公式戦初黒星を喫した。
また一つ大きな壁を乗り越えた。プロ初黒星は経験に、無四球投球は自信に-。「これまでよりも全球種が良くなってきている」。初めて先発の役割を果たし、胸をなで下ろした。プロ入り後初めて経験する四回のマウンドで先制点を許したが、五回は三者凡退。プロ入り最多となった全52球中、ボール球はわずか9球とテンポのいい投球を見せた。
一足先に高卒同期の長岡と武岡が1軍デビューを果たした。奥川は「自分は自分」と言い聞かせるも「やっぱり1軍で抑えてこそ。その舞台に立ちたい」。強い思いが成長を加速させる。