巨人 鉄壁救援陣崩れ逆転負け 足踏みM8変わらず
「DeNA2-1巨人」(16日、横浜スタジアム)
鉄壁の救援陣が崩れた。巨人・坂本が均衡を破る先制の中犠飛を放った直後の八回。3番手の大江が佐野に5試合連発となる同点ソロを浴びた。さらに、4番手のビエイラが大和に決勝の適時二塁打を献上。優勝マジックは「8」で足踏みとなった。
セットアッパーの中川が左脇腹痛で戦線離脱。リリーフ陣一丸で穴を埋めようとしているが、疲労は積み重なる。原監督は「今日は大江が良い薬になったでしょう」と話し、ビエイラに対しては「越えてくれないとね」と進化を期待した。
打線は7安打1得点。指揮官は「1点で勝とうというのは難しい」と逆転負けの要因を説明。最短Vは一日延びて21日。敗戦を糧に歓喜のゴールを目指す。