明大・入江を11球団が視察 自己最多13K初完投初完封

7回、法大打線を三者凡退に抑え、ほえる明大・入江大生=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「東京六大学野球、明大4-0法大」(11日、神宮球場)

 今秋ドラフト上位候補で最速153キロ右腕の明大・入江大生投手(4年・作新学院)が阪神など11球団のスカウトの前で初完投初完封を飾った。「落ち着いて1球1球を投げました」と脱力を意識。普段のノーワインドアップから走者を背負っていない場面でもセットポジションで投げ込み、この日最速150キロの直球とスプリットで自己最多となる13奪三振に斬った。

 10日はプロの世界で1学年上だった森下(現広島)、伊勢(現DeNA)がそろって勝利を挙げており、刺激をもらっていた。先輩の勇姿はTV観戦でチェック。「素直にうれしい」と127球の快投をかみしめ、プロ入りへも最高のアピールに成功した。

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