DeNA平田7年目で白星 初体験のヒロイン「頼りない31歳ですが…」

 「巨人3-6DeNA」(7日、東京ドーム)

 プロ7年目、通算130試合目の登板でようやくつかんだ白星に、心が躍った。オープナーの先陣を託されたDeNA・平田真吾投手(31)が5回2失点。初体験のヒーローインタビューで「最高の一日になりました」と声を弾ませ「頼りない31歳ですが、まだまだ頑張りたいと思うので、よろしくお願いします」と頭を下げた。

 首脳陣から「一つ一つアウトを積み重ねてくれ」と送り出された。1点リードの初回、いきなり連続四球でピンチを招き、ウィーラーに適時打を浴び同点とされた。だが、続く岡本、丸を連続三振。暗雲漂う立ち上がりから立て直し、五回まで投げ切ってみせた。

 130試合目での遅咲き星。「(自分の勝利がかかった時に)他のリリーフ陣へのプレッシャーが働いてしまう。それが一番いやだった」と、仲間にかかっていたであろう重圧を思いやった。1点を追うの五回の攻撃では自らの打順が巡り「負けている状態でリリーフに渡すのも申し訳ない」と、続投を志願。そんな仲間思いの31歳に、最高のプレゼントが舞い降りた。

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