原監督「昨年の立役者」だから…あえて桜井へ「子どもちゃんが野球をやってるよう」

 8回、渋い表情で戦況を見守る原監督(撮影・高部洋祐)
 5回、桜井は大山に勝ち越し2ランを許す(撮影・山口登)
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 「阪神6-1巨人」(5日、甲子園球場)

 阪神に毎回の13被安打を許して敗れた巨人・原辰徳監督が、先発桜井に猛ゲキを飛ばした。

 8月2日以来の先発復帰を果たした右腕は、先制点をもらった四回、2安打を浴び1死二、三塁からパスボールで同点に追いつかれた。五回は簡単にツーアウトを取りながら糸井に四球。続く大山に決勝2ランを浴びた。

 「やっぱり、1点先取して、簡単にまた1点取られる。それで五回2アウトを簡単にとって、2ストライク1ボールから追い込んでフォアボール、そして4番バッターにノーツーで真っすぐでホームラン、これはいかがなものかなと」と厳しかった。

 チームは優勝マジック17で足踏み。甲子園4連戦を2勝2敗で終えた。

 昨年は先発、中継ぎでフル回転し8勝。リーグ制覇に大きく貢献しただけに、監督は最後まで厳しかった。「桜井は昨年の立役者の1人だからね。そういう意味では厳しいどうしても見方をしてしまうけどね、あれじゃあ子どもちゃんが野球やってるようなもんだよね」。今季は結果が伴わない次回以降の奮起を促した。

 6日は本拠地に8日ぶりに戻り東京ドームでDeNA戦を行う。

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