天理・達 7回0封11K!今大会2試合連続コールド勝ち 108球に反省

 「秋季高校野球奈良大会・3回戦、天理9-0橿原」(21日、橿原運動公園硬式野球場)  

 来秋ドラフトの目玉候補で最速145キロ右腕の天理・達孝太投手(2年)が先発し、3安打無失点で7回完封した。チームの今大会2試合連続コールド勝ちに貢献した。

 「自分の理想とは少し違うピッチングになったんですが、三、四回からは調子が戻ってきて良かったです」。初回、先頭をいきなり三振に斬る上々の立ち上がりを見せると、その後も毎回の11三振を奪う快投を披露。着々と球速を上げている直球を軸に、相手打線を寄せ付けなかった。

 それでも、108球という球数に納得がいかず「多過ぎです。1回10球くらいで抑えることが理想」と反省。中村良二監督(52)も「(7回で)100(球)は当然切らないといけない。もうちょっとしっかり投げてもらわないと」とあえて厳しい言葉で奮起を促した。

 今大会は、全試合完投を目標にしており「一戦一戦勝つことを意識していきたい」と気を引き締めたエース。来春のセンバツ切符をつかみ取るためにも、まずは奈良の頂点へチームを導く。

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