オリックス、守乱でZOZOマリン10連敗…

 7回ロッテ2死一塁、加藤の飛球がオリックスの遊撃手安達(右)と中堅手西村の間に落ち、二塁打となる=ZOZOマリン
7回、守備の乱れで一塁から一気に本塁へ滑り込んだロッテ・和田(左)の生還を許すオリックス・山田=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
7回、安田の左前適時打で二塁から生還したマーティン(右)=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ9-2オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスは2点を先取されながらも五回はT-岡田、六回は吉田正の適時二塁打で1度は同点に追いついた。

 しかし、七回2死一塁から加藤の遊撃後方への飛球を中堅・西村と安達がお見合いで二塁打にしてしまう。続くマーティンは四球の満塁から代打・清田を遊ゴロに打ち取ったが、リクエストで判定が覆り適時打に。続く安田の左前適時打では吉田正からの返球を捕手の伏見がタッチを焦ってボールをこぼす失策に、さらに悪送球が加わりダブルエラーでこの回4点を失った。

 ZOZOマリンではいまだに全敗。昨季から10連敗となった。

 中嶋聡監督代行は七回の判定について「判定なのでしょうがないですけど…」と無念の表情を浮かべた。

 3失策と守備のミスが目立った試合となった。

 「もうほんとに、ミスしましたね。ミスしたのはこっちも(使っているので)ね。ミスはつきものですけど、そのミスを補えなかったというのが(負けの)原因だと思うので。補えるように頑張りたいですし、ミスしないようにも頑張りたい」

 お見合いをしてしまった場面については「あそこのフライは後ろの野手(センター)が、そこを捕れるように。今日は特に風のないマリンで、こんな風のときのマリンだったら…となるのかなと。あそこの守備もね。あそこに入れているわけですから、こっちの責任というかね」

 指揮官はミスをした選手を責めるだけではなく、この状況がチャンスだと話す。

 「いろいろ助けてくれる守備もやってくれている。そうやってそこが目立ってしまうのでね。その後、点が入っちゃうというところでね。いろいろ探していったら、そういうことになるんでしょうけど。そこを改善していかないとどうしようもないんで。打てて守れるのがすごいあれでしょうけど。そこに関してだったら、スペシャリスト的な人たちが守っていたので。そこ(守備)がレベルアップできたら、もっと(試合に)出られる。そこをやってほしいですし、やらせたいと思う」

 先発の張奕は2度の雨天中断の中、5回2失点。

 「すごい難しいと思いますし、そういう経験もあんまりないと思う。良い経験にはなっていると思う。こういうのを自分の財産としてやってほしいなと思いますね。五回までに112球となってしまったんですけど、そこも今後の良い糧としてやってほしい」

 中嶋監督代行就任から20試合で7勝12敗1分けとなった。

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