巨人逃げ切り!2位と8差の独走 原監督が甲子園で再び奇策繰り出す
「阪神2-3巨人」7日、甲子園球場)
巨人が逃げ切り、2連勝。40勝一番乗りで貯金18、2位DeNAとのゲーム差を8とした。
相手のミスを見逃さなかった。三回、松原の中飛を阪神・近本が悪送球する間に先制。四回も相手の失策をきっかけに大城が中犠飛を放った。五回は岡本が適時二塁打を放ち、リードを広げた。
投手陣は継投策。先発のメルセデスが6回無失点で3勝目。
3点リードの七回には、原監督が奇策を繰り出した。2死一、三塁。大竹がボーアに対してカウント1-1からの3球目は右翼方向への特大ファウル。この打球を見た指揮官はベンチを出て、左腕の大江にスイッチした。
大江はボーアに三塁強襲の適時内野安打を打たれたが、続く梅野は三振に仕留め、1点にとどめた。九回、デラロサが糸原にソロを浴びたが、1点差を守り切った。
8月6日、物議を呼んだ野手・増田大の登板も甲子園。予想のつかない“原劇場”に、虎党からどよめきも起こった。