また甲子園で…巨人・原監督の奇策に虎党どよめく ボーアの打席途中で継投策

7回、選手交代を告げベンチへ戻る原監督(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」7日、甲子園球場)

 巨人・原辰徳監督が、またもファンを驚かせる勝負手を繰り出した。

 3点リードの七回、2死一、三塁。3番手・大竹がボーアに対してカウント1-1から3球目を投じ、右翼方向への特大ファウル。ヒヤリとしたこの打球を見た指揮官はベンチを出て、左腕の大江にスイッチした。

 カウント1-2から大江は2球ボールでフルカウント。ここで141キロの外角直球を投げ込んだが、ボーアがはじき返し、三塁強襲の適時内野安打となった。続く梅野は三振に仕留め、1点にとどめた。

 このイニングは高梨が1死二塁のピンチを招いたところで大竹にスイッチ。そして、大竹から打席途中で継投を選択する奇策で、結果的には阪神の反撃をしのいだ。

 8月6日、物議を呼んだ野手・増田大の登板も甲子園。予想のつかない“原劇場”に、虎党からどよめきが起こった。

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