楽天ドラ2黒川 プロ初安打初タイムリーも悔しい敗戦

 「楽天6-9オリックス」(6日、楽天生命パーク宮城)

 楽天のドラフト2位・黒川(智弁和歌山)が期待に応える一打を見せた。この日は「7番・三塁」で先発出場。初回、2点を先制してなお2死一、二塁で、オリックス先発・張奕から右前に運ぶプロ初安打を記録。プロ初適時打で追加点を挙げた。

 「1打席に1球しか甘い球は来ないと思い、1球で仕留めるという気持ちでいった。素直にうれしかった」。プロ初出場の4日の同カードでは右犠飛でプロ初打点を記録も、安打がなかっただけに待望の1本となった。

 手元に戻った記念球は両親に送る予定。ただ、その後は得点圏で凡退するなど「僕の場面で1本出ていたら流れも変わっていた」と悔しさもにじませた黒川。喜びと悔しさを味わった一日を糧に、プロの階段を上っていく。

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