オリックス・中嶋監督代行就任以来最多の12安打9得点 T-岡田2番の打線的中

オリックス・中嶋監督代行
 8回オリックス1死一、二塁、吉田正が右越えに3ランを放つ=楽天生命パーク
 8回、3ランを放ち、ナインに迎えられるオリックス・吉田正(右から2人目)=楽天生命パーク
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 「楽天6-9オリックス」(6日、楽天生命パーク宮城)

 オリックスは逆転勝利で連敗を3で止めた。

 3点を追う三回に吉田正の10号2ランから杉本の2点二塁打で逆転するなど6点を挙げた。

 先発の張奕は球審の微妙な判定に泣かされ4回4失点(自責2)で降板。五回から小刻み継投で逃げ切った。

 三回、七回に犠打を決めた安達が通算200犠打。九回を締めたディクソンは球団助っ人としては初の200試合登板となった。

 中嶋監督代行は吉田正の3安打5打点について「ありがたい。本当に。ありがたい、ありがたい」と褒めたたえた。

 2点リードしていたが、張奕を四回で降板させたことについて「きょうの出来というか…。ゾーンには行ってるけど、ちょっと。(球審の)ストライクゾーンがからかった部分と。ちょっと厳しいかなと」と理由を説明した。

 代わって五回は鈴木大から左打者が5人続く場面で左腕の飯田優を送った。

 「一番、微妙な打順のところだった。左が並んでるし、代打(ロメロ)が来るのも予測できてましたし。その点では安心してというか。予定通りの感じです」

 攻撃では2番にT-岡田を据えた打線が的中、就任以来最多の12安打9得点。

 「ああやってつながっていけたら点になると。そこを期待してますんで。そこがつながってくれて非常に良かったし、まだまだ行けると思ってます。そこがつながれば、投手ももっと楽な展開で投げられると思うし。本当に、きょうは良かったと思います」

 中嶋監督代行は就任15試合を終えて6勝8敗1分け。8日からはメットライフドームで西武3連戦に臨む。

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