履正社が猛打で星稜を圧倒!昨夏の甲子園決勝再戦を制す

 1回、先制適時二塁打を放つ履正社・中田(撮影・中田匡峻)
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 「高校野球交流試合、履正社10-1星稜」(15日、甲子園球場)

 昨夏甲子園決勝カードの再戦。注目の一戦は、昨夏に続いて履正社が制した。

 持ち前の強打で圧倒した。履正社は初回、2番・中田の適時二塁打などで2点を先制。二回には元阪神・関本賢太郎氏の長男で4番、勇輔捕手の適時打など5安打を集中して一挙6点を挙げた。九回には2死からのセーフティーバントで追加点を入れ、トータル11安打で10得点と効率良く得点を重ねた。

 投げては昨夏の決勝でも登板したエース岩崎が1失点完投。関本は二回にバックネットぎりぎりの捕邪飛を好捕。3つの盗塁も全て阻止して強肩ぶりを見せつけた。

 履正社・岡田監督は「1年前を思い出し、ワクワクドキドキしながら、星稜さんと試合をさせてもらえるのはこれほどうれしいことはありません。感謝しています」と笑顔。新型コロナウイルスの影響で特別な夏となったが、「今まで当たり前だったことが当たり前じゃないということをしっかり勉強したと思う」と語った。

 星稜は昨夏の甲子園準優勝メンバー、荻原が二回までに8失点。三回に1点を返したが、リベンジはならなかった。

 星稜の林監督は「もう少し、ワクワクさせるような競ったゲームをしたかったが、十分力を出してくれたかなと思います。最後まで星稜らしく楽しんで笑ってと、生徒たちは貫いてくれた。(3年生は)苦労しながらここまでたどり着いたので、お疲れさんと言いたい」と、たたえた。

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