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首位快走の巨人「開幕前には予想もできなかった」“新戦力”の活躍

 巨人が首位を快走している。2位・ヤクルトには4ゲーム差の貯金10。野手では坂本勇と丸が本調子とはいえず、昨季15勝の山口俊が抜けた投手陣も守護神デラロサが故障離脱するなど苦しい状況にも関わらず、白星を重ねている。

 デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「菅野や岡本など軸になる選手の働きもそうだけど、去年いなかったメンバーや、開幕前には予想もしなかった選手が活躍しているのが大きい」と話す。

 先発投手では高卒2年目の戸郷がここまで3勝、防御率3・25。リリーフ陣ではデラロサが抜けると中川が抑えに回り、層の薄くなった中継ぎを大竹や楽天からトレードで獲得した高梨、大江らで埋めている。

 関本氏は「先発の頭数もいるし、ここまで試合をぶち壊すような投手はほとんどいない。リリーフも去年まで弱点と言われていたのに、いつからこんなに層が厚くなったのかと思うほど安定している」と話す。チーム防御率3・24、与四死球129(敬遠含む)は12球団トップの少なさ。「巨人戦では相手が『打たれちゃいかん』と崩れていくのをよく見るが、逆にそれがない」と振り返る。

 今季途中から昇格し、リリーフとして7試合登板で防御率1・00の大江についても「2軍のジャイアンツ球場では本塁打を浴びる姿を何度も見た。だが、ノムさんがよく投手を再生させる際に『上投げでダメなら腕を下げて投げさせろ』なんて言っていたけど、まさにその通り。大江もサイドの変則左腕となって変身した」と、育成したファームの指導陣にも拍手を送る。

 野手では新外国人のパーラ、楽天からトレードで加入したウィーラーが活躍。昨季5試合出場の北村、同4試合の岸田も戦力となっている。

 「選手層が厚くなり、増田大や重信を代走として終盤に取っておけることで、接戦にも強い。原監督がコマを使うのを楽しむように昇格させた選手をすぐに使ったり、若手を競わせて起用したりすることで、チームに相乗効果が生まれている」(関本氏)。

 新型コロナウイルスの影響で、従来より短縮された120試合で行われるペナントレース。巨人を止めるチームは出てくるだろうか。

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