巨人・ウィーラーの補強は「大成功」「基本に忠実な打撃と走塁」で大勝に導く
「巨人11-3広島」(1日、東京ドーム)
巨人・ウィーラーが移籍後初の猛打賞。好走塁も含め、3安打2打点と勝利に大きく貢献した。
1点ビハインドの二回に同点の中前適時打。三回は左犠飛で追加点をたたき出した。五回は全力疾走で投手強襲安打をもぎ取り、中島の適時打で生還。本塁は際どいタイミングだったが、鮮やかな身のこなしでタッチをかわして滑り込んだ。六回の右前打で3安打となった。
打率・339まで上昇。デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「打撃もセンター中心で基本に忠実で、強引にならず、状況に応じて効果的なヒットを打っている」と、その技術を分析。楽天からトレードで加入した今季、貴重な戦力となっており「守備も球際に強いし、走塁も全力。ベンチにいても味方を鼓舞して盛り上げる。ここまでを見たら、補強は大成功といえるんじゃないか」と語った。