「ＤｅＮＡ１－２巨人」（１７日、横浜スタジアム）

　降雨のため６回終了後に試合中断。そのままコールドとなった。首位巨人が１点差で逃げ切り、今季２度目の４連勝で今季最多タイの貯金７とした。

　巨人は二回、無死から大城、パーラ、ウィーラーの３連打で無死満塁とし、吉川尚の併殺の間に１点を先制。同点とされて迎えた三回には２死無走者から丸がＤｅＮＡ先発・井納のカーブを左翼席に運ぶ４号ソロで勝ち越した。

　丸は「３人で終わらせないという気持ちで打席に入りました。雨も強いですけど、集中して、いいスイングができました」とコメント。直前の広島３連戦は３試合でわずか１安打に終わったが、４日の中日戦以来の一発。これが決勝点となった。

　先発の今村は５回を６安打されながら２つの併殺を奪うなど要所を締めて１失点。今季初登板初勝利を飾った。

　長期ロードを６勝８敗で終えてホーム横浜に戻ってきたＤｅＮＡは今季初の３連敗。１２勝１２敗となり、貯金がなくなった。

　二回無死一、三塁の好機をつかんだが、柴田の二ゴロの間に挙げた１得点のみ。三回１死一、二塁ではロペスが二ゴロ併殺。四回は無死から佐野が右前打で出塁したが宮崎が一ゴロ併殺。五回は２死一、二塁としたがソトが投ゴロに倒れるなど打線がつながらなかった。

　井納は岡本を３打席連続三振に仕留めるなど６回６安打２失点の好投だったが、打線の援護に恵まれず、今季初黒星となった。