中日・ドラ3岡野 プロ初勝利!青学大先輩・加藤が好リード
「中日4-2阪神」(2日、ナゴヤドーム)
大粒の汗を流しながら、必死の投球でプロ初勝利をつかんだ。中日のドラフト3位・岡野(東芝)は5回で4四死球を与えながらも2失点。「力んで荒れていたが、加藤さんがしっかりリードしてくれて何とか切り抜けられた」とほっと一息ついた。
青学大の先輩、加藤のサインに大きくうなずき、気迫のこもった声を発しながら一球一球を投げ込んだ。直球の制球に苦しみ、一回は2死満塁と攻められたが、梅野を変化球で二ゴロ。「攻めの気持ちで」と五回のピンチも4番のマルテを抑え、85球を投げ切った。
聖光学院高(福島)、青学大、社会人の東芝と強豪で過ごしてようやく飛び込んだプロの世界。「ほっとした気持ちとまた次に向けて頑張らないとという思い」。待ち望んだ舞台で第一歩を踏み出した。





