DeNA平良が今季初勝利「これからも続けていきたい」
「DeNA9-1阪神」(28日、横浜スタジアム)
DeNA先発の平良が6回2安打1失点の好投で今季初勝利を挙げた。
初回、先頭打者の近本を四球で出塁させ、糸井に先制適時打を許したが、そこから修正。四隅に投げ分ける抜群のコントロールでテンポよく投げ込んだ。「先頭の近本さんに四球を出してからの初回の失点だったので嫌な流れだったんですけど、戸柱さんのリードのおかげで6回2安打に抑えられて良かった。1球1球考えながら的を絞らせないように投げていました」と離した。
四回は1死一、二塁のピンチで27日に逆転3ランを放ったサンズとの勝負。フルカウントからシンカーで見逃し三振に仕留めた。「真っすぐ、スライダー、カットで攻めていきながらうまく追い込むことができて、最後はバッターの反応を見ながらシンカーで打ち取れたのはよかった」と振り返った。
ラミレス監督も「平良がいいピッチングをしてくれた。戸柱とのコンビネーションがさえていた。スピードも安定してインサイドもアウトサイドも使い分けていた」と評価。21日の広島戦でも6回1失点と好投。プロ入り初の開幕ローテーション入りを果たした右腕は「これからもしっかり続けていきたい」と誓った。