9日の練習試合・DeNA戦(横浜)に先発予定の巨人・戸郷翔征投手(20)が8日、“追試”のマウンドに向けて決意を語った。
開幕ローテ入りを確実にするため、臨んだ2日の西武戦は救援で登板し4回6安打3失点。一歩後退する形となり、宮本投手チーフコーチは「どうやって次修正してくるかですよ。次の登板で彼の今後が決まってくるんじゃないですか」と奮起を促していた。
この日はジャイアンツ球場で最終調整を行い、「前回、球が浮いていたので修正します。しっかり抑えることだけを考えて、開幕ローテを勝ち取れるように頑張ります」。リベンジに燃える20歳の若武者は、早くも自身の今季を占う分岐点に挑む。