東京六大学野球リーグの慶大が８日、横浜市内の同大学グラウンドでチーム練習を再開した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で３月２８日から活動を自粛していたが、５月に入るとテレビ会議アプリ「Ｚｏｏｍ」を使って、スタッフらを含めた１７４人全員で“オンラインミーティング”を実施。実際に会わずとも、結束力を維持していった。

　「監督は絶対か」など野球や組織についてをテーマに、学年も関係なく班分けをしてじっくりと話し合った。意見を集約しつつ、昨年１２月から母校を指揮する堀井哲也監督も考えを部員に披露。「（選手が）責任を持って発言をするという習慣はついた」と部員からの発案で始まった取り組みを歓迎していた。