高野連、インターハイ中止の「決定に至る検討内容を参考に」同時期に夏の甲子園

 全国高校総合体育大会(インターハイ)の史上初の中止を受け、日本高野連の小倉好正事務局長(61)は26日、書面による報道陣の取材に対応した。全国高体連の決定に対しては、日本全国における新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ「全国高等学校体育連盟の判断として、当然尊重すべきであると思います」と回答。その上で同時期に開催予定だった高校総体の中止が、夏の甲子園の開催可否に影響するかについては、次のように回答した。

 「地方大会を含む第102回選手権大会の主催者であります都道府県高等学校野球連盟、朝日新聞社、当連盟の間で、現在のさまざまな状況・情報を共有しながら、大会開催について慎重に協議を行っています。全国高等学校体育連盟のこの度の決定そのものが、第102回選手権大会の開催に直接影響してくるかどうかは分かりませんが、今後、我々が協議を重ねていくうえで、全国高等学校体育連盟の今回の決定に至るさまざまな検討内容を参考にさせていただきたいと思います」

 これまで、3月には小倉事務局長自ら全国高体連を訪問し、全国大会開催の情報交換も行っていた。今後も継続して、情報交換を行っていく考えでいる。5月20日には選手権大会の第2回運営委員会を行い、そこで大会の開催可否についても話し合われる見込みだ。

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