高野連 夏の甲子園地方大会開催を慎重に準備へ

 日本高野連の小倉好正事務局長(61)は17日、新型コロナウイルス感染防止に向けた緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、開催が不安視される第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕・甲子園)に関して、改めて地方大会開催の準備を慎重に進める意向を示した。

 「第102回選手権大会は、3年生部員にとっては高校生活最後の公式大会になります。各都道府県連盟と連携を取りながら、準備をしています」

 すでに全国9地区の春季大会の中止が決定。その中で夏の地方大会開催に向け、新型コロナウイルス感染拡大防止策を含めた開催要項を作成中。5月20日の第2回選手権運営委員会で、審議する予定となっている。

 また、選手権大会の日程変更の有無は「現時点では分かりません」と話し、センバツ出場校の「救済措置」も「検討中です」と回答。今後に向けて「引き続き都道府県の休校措置や部活動の状況を確認しながら対応を検討していきたいと思います」と慎重に状況を見極めていく。

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