夏の甲子園も開催不安 緊急事態宣言全国拡大で地方大会不透明に

 新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言が全国に拡大されることで、第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕・甲子園)の地方大会開催に影響を及ぼすことが16日、分かった。緊急事態宣言は5月6日までとされているが、6月20日の沖縄から開幕する地方大会の開催も不透明な状況になってきた。

 政府の表明を受け、日本高野連は「(全都道府県への)緊急事態宣言の発令を受けて対応を検討する」とし、対応策を協議していく方向性を表明。15日には、22日に開催予定だった選手権大会の第2回運営委員会を5月20日に延期することを発表したばかりだった。

 3月に開催予定だったセンバツは史上初の中止に。その後も他のスポーツと同様、現状は厳しく、すでに春季大会は全国の9地区すべてで中止が決定。都道府県大会も準決勝以降が打ち切りとなった沖縄と、未定の青森と福島を除いて開催自体が中止となった。

 日本高野連の小倉好正事務局長は、5月20日の運営委員会で大会開催の可否の決断は行わないものの「第2回の運営委員会以後も状況を見ながら必要であれば、会議の開催を検討していくことが必要だと思います」と慎重な姿勢を示していた。

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