中日の与田剛監督（５４）が７日、名古屋市の球団事務所で矢野球団社長と加藤球団代表と３者会談を行った。この日までチーム活動は休止していたが、８日からは予定通り自主練習を再開（２軍は９日から）することを決定した。

　愛知県は緊急事態宣言の対象地域ではないが新型コロナウイルスは感染拡大しており、今後について協議。与田監督は「自主練習に関して、完全に家の中で待機させるのも難しい。選手は体を動かさないといけない。安全な場所をしっかり提供して、感染しないようなグループ分けもしていった方が最善策ではないかと思う」と説明した。１軍は８日から、２軍は９日から、場所はともにナゴヤ球場で、基本は３勤１休とし、休みはずらす。グループを１軍、２軍ともに４グループずつに分け、時間をずらし、メニューも細分化しての練習とする。

　さらには報道陣の取材エリアも制限。立ち入り可能な場所を一部のエリアのみとし、選手の取材も接触を極力避けるため、数人をピックアップし、距離を置いて取材することになった。