ロッテ・ドラ1朗希 侍入りチャンス!東京五輪延期で井口監督「1年後ならある」

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が、東京五輪の野球日本代表のメンバーに加わる可能性が25日、一気に膨らんだ。井口資仁監督(45)が「1年後なら、あるんじゃないですか」と代表要請があった場合に喜んで送り出す考えを示唆した。

 佐々木朗は24日にようやくフリー打撃に初登板。4月中に2軍戦で実戦デビューする見通しだ。それでも高卒1年目ルーキーとしてプロでの実績を全く残しておらず、東京五輪が計画通りに7月開幕の場合は招集されないとの見方が強かった。

 井口監督は「一人でも多く送り込めるようにと思っている。侍として金メダルを取ってもらいたい。いい選手をマリーンズから送り出したい」。指揮官自身も青学大4年時の1996年に出場したアトランタ五輪で銀メダル獲得に貢献しており、有能な人材の国際試合派遣には協力的。

 五輪の1年先延ばしが確実になったことで降って湧いた侍ジャパン入りのチャンス。佐々木朗が加勢すれば、金メダルは間違いなしだ。

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