ヤクルト・ドラ1奥川 自主トレ打ち上げ 春季C第1クール中にもスローイング再開へ
ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜=は29日、埼玉県戸田市の2軍施設で新人合同自主トレを打ち上げた。
右肘の軽い炎症で第3クール初日からノースロー調整となったが、約3週間のトレーニングが終了。「実になることばかりで充実した合同自主トレを送ることができました」と前向きに振り返った。
春季キャンプは2軍の宮崎・西都でスタート。すでに右肘の違和感はなくなっており、早ければ第1クール中にもネットスローなど、軽めのメニューでスローイングを再開する見込みだ。
「焦らない気持ちが大切。焦らずにやっていきたいと思います」と奥川。急(せ)いては事を仕損じる-。冷静に前を見据える将来のエース候補が目前に迫る球春到来に思いをはせた。