張本勲氏、戦友の野村氏を追悼「さみしい…」「采配は普通、素晴らしいのは観察力」

 野球評論家の張本勲氏が16日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演。南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務め、11日に急逝した野村克也氏を追悼した。

 張本氏は「人間の宿命ですけど、残念です。寂しいですね。7、8年先輩でありますが、必死に戦った相手ですから。思い出したら、いろんなことたくさんある。楽しいことは一回もない。厳しいことばかり」と追悼。野村氏の監督時代を振り返り、「野村さんの素晴らしいところは観察力。これは素晴らしい。采配はそうでもない。采配は普通ですよ」とした。続けて、「(ヤクルト監督時代)飯田という選手がいた。センターで一番で足が速く、すごい選手になりました。この人は最初、キャッチャー、ブルペンキャッチャーだった。それをしっかり観察してセンターに持っていったときは、私はびっくりした。足が速く、肩がいいし。普通の指導者はあそこまで気づかない」と、語った。

 選手、監督としても球界のトップに登りつめた野村氏。張本氏は「選手も一流。指導者も一流。この人の功績は非常に大きいんじゃないか」とうなずいた。

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