日本ハムの吉田輝星投手（１９）が１７日、栗山監督からの親離れを誓った。２０年のチームスローガンは『羽撃く（はたたく）』。殻を突き破り大空に羽ばたくような活躍を願う指揮官の思いを受け、「真っ先に飛びたい」と力強く宣言した。

　千葉・鎌ケ谷の２軍施設で今年初めて捕手を座らせた状態で投球練習を行った。「すごくいいブルペンだった。投げる前、投げ終わりの形もよくなってきている」と手応え。「調整の目標、基準は自分でおけるようになった」と昨年より成長した実感と自負がある。

　今後のプランも描いている。昨季１軍戦で２敗を喫したロッテや被打率・５００と苦手の左打者対策に順次取りかかる。「一応キャンプで孵化（ふか）する予定。しっかり充実させたい」と力を込めた。