オリックスは１１日、ダイヤモンドバックスからＦＡになったメジャー通算２８２本塁打のアダム・ジョーンズ外野手（３４）を獲得したと発表。米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、契約内容は２年８００万ドル（約８億７０００万円）プラス出来高２００万ドル（約２億２０００万円）。３年目は球団に選択権があり、出来高などすべてをクリアした場合、最大で３年１５５０万ドル（約１６億８０００万円）と自身のツイッターで伝えた。

　ジョーンズのメジャーに１４年在籍し、通算成績は１８２３試合、打率・２７７、２８２本塁打、９４５打点、９７盗塁。ゴールドグラブ４回、シルバースラッガー賞１回、球宴にも５回出場するなど、実績と人気を兼ね備えた強打堅守の選手だ。

　同選手の契約書サインに立ち会った福良淳一ＧＭは「本人のためにも、球団のためにも成功できるようにバックアップしていきたい」と意気込み。同選手の打撃について「インコースのさばき方はうまいなと思ったんですけどね。だいたい外国人というのはインコースのボールに苦しむっていうのはあると思うんですけど、映像を見る限りインコースの対応できるかなと思います」と太鼓判を押した。