巨人・宮本コーチ命名“ストロベリー大作戦”投手チーム打率・150目指せ

 「巨人秋季キャンプ」(6日、宮崎)

 巨人の秋季キャンプが6日、宮崎市内でスタートした。投手陣は初日から約40分の打撃練習を行うなど、打力強化に乗り出した。宮本投手総合コーチは来季について「(投手の)チーム打率・150を目指してほしい。(打率イチゴと掛けて)“ストロベリー大作戦”で打力アップだ」と力を込めた。

 打撃マシンがズラリと並ぶ木の花ドーム。今季ローテを担った桜井、高橋らが汗をかきながらバント、バスターを含め、黙々とバットを振った。桜井は吉村作戦コーチのもとで打撃指導を受ける力の入れようだった。「下半身を使って振らないと、内野を越えるのは難しい。相手の嫌がることを打席内でできたら」と真剣に言う桜井。打力アップを今キャンプの目標に掲げる。

 上位打線に比べ、弱さを指摘された下位打線だが、投手のチーム打率はリーグ4位の・096。投手陣も打撃強化の対象だ。原監督は将来的にセ・リーグもDH制採用を訴えるが、来季の導入は厳しいだけに投手陣の打力底上げも急務だ。

 「(セ・リーグは)10人で戦うわけではなく、9人で戦うわけだからね。勝っている投手は自分で自分を守っている」と原監督は言う。投手陣にストロベリーのように優しく指導を施すも、ノルマは決して甘くはない。目標の投手のチーム打率・150へ、参加メンバーは今キャンプでバットを振りまくる。

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